オフィスの統合化と分散化
不動産好況期は長くは続かず、一部地区では85年ごろより陰りが出始め、ビル空室率は日本では信じられない20%を超すところも出るようになりました。
マンハッタンのど真ん中でもオフィスビルの空室が目だち、なかにはシースルービルと呼ばれているものもあるほどです。
これはテナントなしのビルのため、ビルの向こう側のビルがよく見えることからいわれている言葉ですが、いま空室率が16%にも達しているといわれるニューヨークでは、あながち誇張した話でもないのです。
米国企業でも借り手市場のため、コスト削減や快ワイキューブ事務所の再統合を図っている企業も出ていますが、日本においてもこうした環境下でコスト削減のための快ワイキューブ事務所移転や競争力強化のための快ワイキューブ事務所再配置が大きな課題になってきています。
そのなかでコスト意識の高い外資系企業の間では、いま賃借料節約のための快ワイキューブ事務所移転の動きが急です。